「町田の店を、できればスタッフや常連に知られずに売りたい。でも――原町田の雑居ビル街は同業の横のつながりが濃いから噂が回らないか。買い取り業者に足元を見られて買い叩かれないか。そもそも、ビルの上層階の小箱に本当に値段が付くのか」。売却を考え始めたオーナーの多くが、この3つで足が止まります。
先に結論をお伝えします。町田は、小田急町田駅とJR町田駅が交わる、東京最南西の二駅ターミナルです。原町田の仲見世横丁と雑居ビルにナイト業態が密集し、神奈川県境という立地から相模原・大和・横浜北部の広域客を集める「商都まちだ」です。
だから町田の小箱は、都心ほど家賃が高くなくても、二駅ターミナルの集客力と常連の濃さで確かな値段が付きます。この街の価値は内装の豪華さではなく、常連・営業権・既存の風営許可という「回っている実体」に宿るからです。正しく動けば、町田の店は「高く」かつ「静かに」売れます。
なお、同じ多摩・中央線方面のナイト売却は中野のナイト居抜きガイド・吉祥寺のナイト居抜きガイド・蒲田のナイト居抜きガイドで解説しています。小田急で直結する都心側は歌舞伎町・新宿のナイト居抜きガイドです。本記事は、町田市・原町田に特化した一本です。
問題は「売り方」です。ネットに出てくるのは町田駅の物件一覧か、全国共通の売却相場記事ばかり。町田のナイトに絞った「いくらで・どう売るか」は、まとまっていないのが現実です。
この記事では、エリアごとの相場、業態別の居抜き売却レンジ、常連・許可の評価、風営法、そして「バレずに高く売る手順」まで、ナイトレジャーM&A仲介のnightmaが地域特化で解説します。
町田でナイト店舗を居抜き売却したい人へ|まず押さえる全体像

町田で売却を考えるなら、結論として「ここは郊外のベッドタウンではなく、二駅ターミナルを持つ多摩南部最大級の歓楽商圏だ」と理解してください。この街の性格が、価格と売り方を決めます。
町田は「二駅ターミナルの、神奈川県境の歓楽商圏」
町田は、小田急小田原線の小田急町田駅と、JR横浜線の町田駅という二つの駅が至近で並ぶ、多摩南部最大級のターミナルです。新宿・横浜・八王子・相模原を結ぶ乗換拠点として、広域から人が集まります。
その立地はそのまま集客力です。町田は東京都の最南西で神奈川県に深く食い込み、相模原・大和・横浜北部からの来街者を取り込む「商都まちだ」として、多摩南部と神奈川北部の商業の中核を担います(創建ニュース)。
原町田・森野、二つの顔
町田の駅前は、駅南側の原町田と、駅北西側の森野・中町で性格が分かれます。まず全体像を押さえてください。
原町田は、町田仲見世商店街の横丁と、原町田六丁目を中心とした雑居ビル街が広がるナイトの本丸です。バー・スナック・小料理屋から、ビル高層階のガールズバー・キャバクラまで密集します。
森野・中町は、市役所やオフィス、商業施設が並ぶ駅北西側です。再開発の対象地区でもあり、原町田に比べると事務所・物販・飲食が混在し、ナイト業態は森野一丁目の雑居ビルなどに点在します。
居抜き・造作譲渡と「営業権」の違い
居抜き売却とは、内装や設備(造作)を次の借主へ有償で引き継ぐ造作譲渡を組み合わせた売却です。原状回復工事を抑え、撤去費を軽減できます。
ただし町田の小箱では、箱と造作だけでなく、常連・屋号・店の実績を含めた営業権の譲渡が価格に乗ることが多くあります。造作譲渡と営業権譲渡を分けて考えることが重要です。基本構造は居抜き売却の完全ガイドで解説しています。
町田駅前のナイトエリアマップ
二つの顔は、主役業態も価格帯も買い手も違います。下の表で性格を押さえてください。
| エリア | 主力業態・特徴 | 性格 |
|---|---|---|
| 原町田・仲見世商店街(原町田4〜5丁目) | バー・スナック・小料理屋 | 駅近の横丁型飲み屋街 |
| 原町田六丁目(雑居ビル街) | ガールズバー・キャバクラ・ラウンジ | 小田急東口側・ナイトの本丸 |
| 森野一丁目・中町一丁目 | スナック・ガールズバー・ダイニング | 再開発・オフィス寄りに点在 |
| 駅周辺(商業地域) | コンカフェ・ダイニングバー | 二駅ターミナルの広域集客 |
仲見世横丁・原町田の雑居ビル・森野中町のエリア別の賃料とナイト事情
公示地価で見る町田の地価トレンド(賃料の先行指標)
賃料の実務感覚に入る前に、土地そのものの公的評価である公示地価を押さえます。地価は賃料や造作価格の先行指標で、上昇局面は売り手に追い風になります。
| 地点(商業地) | 公示地価 | 坪換算 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 原町田六丁目782番5 | 301万円/㎡ | 約995万円 | +4.2% |
| 原町田6丁目436番1 | 221万円/㎡ | 約731万円 | +7.8% |
| 原町田4丁目825番5 | 191万円/㎡ | 約631万円 | +3.8% |
町田周辺の商業地の公示地価は、前年比プラス5.65%(中央値)と、上昇が続いています(出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ・2025年公示地価)。
【NightMA 専門家の視点】
地価が上がる局面は、賃料や造作の相場も後から押し上げられます。出口を考えるなら、相場が乗っているうちに動くのが鉄則です。

町田で売却を考えるなら、原町田と森野・中町の違いを押さえてください。結論として、横丁の飲み屋街・雑居ビルのナイト・再開発寄りのオフィス街は、価格も買い手も売り方も別物です。
原町田の歓楽街|仲見世横丁と雑居ビルのナイト本丸
原町田は、町田仲見世商店街を軸に、その路地や雑居ビルへナイト業態が広がる繁華街です。仲見世商店街は町田駅から徒歩数分の横丁型飲み屋街で、バー・スナック・小料理屋が密集します(町田仲見世商店街)。
ここがナイトの本丸です。横丁の小箱酒場から、原町田六丁目の雑居ビル高層階に入るガールズバー・キャバクラ・ラウンジまで、小箱が連続します。とくに小田急町田駅の東口側、原町田六丁目は接待飲食系の集積が濃いゾーンです。
森野・中町|再開発とオフィス寄りのナイト
森野・中町は、市役所やオフィスが並ぶ駅北西側で、再開発の対象地区でもあります。原町田に比べてナイトの密度は下がりますが、森野一丁目の雑居ビルにはガールズバーなどが点在します。
オフィス街の需要を拾うダイニングバーやスナックに向いた街です。一方で、接待飲食のガチのナイトは原町田側が中心で、森野・中町はカジュアル業態に向いた街と整理できます。
町田駅の店舗賃料|公募坪単価でつかむ相場
町田の売却で押さえたいのが、賃料水準です。結論として、都心より家賃は抑えめですが、原町田の路面や人気ビルでは決して安くありません。
飲食店ポータルの直近1年の集計(公募ベース)では、町田市の店舗の平均坪単価は月およそ2.6万円で、近年はやや上昇傾向です(飲食店ドットコム)。最も多いのは1階の物件です。
階による差も大きく、1階の路面はおよそ坪2.6万円、地下や空中階はおよそ坪1.6万円が目安です(店舗相場TOWN)。
最も高いのは原町田六丁目で、1階のピークは坪約8万円に達する区画もあります(店舗相場TOWN)。買い手にとっては、どのブロック・どの階・どのビルかが価値の分かれ目です。
業態別:町田で「いくらで」居抜き・造作譲渡が動いているのか

自分の店がいくらで売れるか、これが最も知りたい点でしょう。結論として、町田の造作・営業権は、仲見世横丁の小箱から原町田六丁目のキャバクラまで、業態と立地と客付きで大きく変わります。
業態別の造作・営業権レンジ
町田は、小箱が多いぶん、造作の絶対額は新宿・渋谷の大箱より控えめに出ます。一方で常連が濃く乗ると、小箱でも営業権で上振れします。
町田市の造作譲渡の平均募集額は、直近1年でおよそ265万円とされ、ここ数年で約2倍に上昇しています(飲食店ドットコム 居抜き売却)。一方で実際の成約額は平均およそ140万円という公開データもあり、募集額と成約額には差があります。
つまり町田では、強気の募集額がそのまま通るわけではなく、許可・常連・立地で評価された分だけが価格になります。これらを踏まえたレンジが、下の表です(実務目安・実際は個別査定が必要)。
| 業態 | 町田の造作・営業権レンジ(実務目安) | nightmaの評価 |
|---|---|---|
| 仲見世横丁の小箱バー | 0〜150万円 | 空中階・小箱は造作が付きにくく営業権が中心 |
| スナック・パブ | 50〜150万円 | 小箱は造作控えめ・客付き次第で営業権が乗る |
| ガールズバー | 100〜250万円 | 内装・設備グレードで変動・原町田六丁目に集積 |
| キャバクラ・ラウンジ | 200〜400万円 | 中〜大箱・駅近の集客で上振れ |
| コンカフェ・コンセプト系 | 100〜250万円 | 世界観・固定ファン・立地が価格の中心 |
| ダイニングバー・重飲食寄り | 150〜350万円 | 厨房・ダクト設備が厚いと上振れ |
ただし、この表はあくまで出発点です。あなたの箱が同じ業態レンジの上限に近づくか下限に沈むかは、①風営許可のクリーンさ ②常連を承継できるか ③ビルがナイトOKか ④立地(どのブロック・路面か階上か・駅近か)の4点で決まります。
たとえば同じ原町田のスナックでも、常連とママの関係ごと引き継げるなら上限側へ、空箱に近ければ純粋な造作評価へ沈みます。レンジの幅は、そのまま「売り方しだいで動く余地」です。
そして実際に手元に残る額は、造作譲渡額から残置物処理や按分の原状回復、仲介手数料を引いた後の金額です。町田の雑居ビルの小箱は原状回復の範囲が小さく撤退コストが軽いため、同じ譲渡額でも手取りが厚く残りやすいのが特徴です。
原町田の小箱は「常連・営業実績」で値段が分かれる
町田の原町田では、内装の豪華さより、常連と店の営業実績が値段を分けます。同じ小箱でも、常連ごと引き継げる店は営業権が乗り、空箱に近い店は純粋な造作評価に近づきます。
理由はシンプルで、これらの店の価値は「箱」ではなく「回っている人間関係」にあるからです。常連・屋号・営業実績ごと引き継げる店は、買い手にとって即戦力になります。
しかも町田の常連は、神奈川県境ならではの広域から根を張ります。相模原や大和から電車で通う客、横浜より家賃が抑えられるぶん長く続く店。だから町田の常連は年単位で店に付き、その関係性ごと引き継げるかが価格を決めます。
逆に、内装に費用をかけても常連が動けば、買い手はゼロから客を作り直す前提で値を引きます。町田で高く売るには、箱の価値と常連の価値を、分けて言語化することが欠かせません。
【NightMA 専門家の視点】
町田の売却で最も多い誤解は、「都心より家賃が安いぶん、店も安く買い叩かれる」という思い込みです。実際は逆のことが起きます。町田は小田急とJRが交わる二駅ターミナルで、原町田の雑居ビルに常連がびっしり付く街。だから買い手が見るのは坪数ではなく、常連の濃さ、二駅ターミナルと神奈川県境が運ぶ集客力、許可のクリーンさです。常連と屋号が残るスナックやガールズバーなら、ビルの上層階の小箱でも営業権で数百万円になることがあります。町田の値付けは、箱の広さではなく、回っている人間関係と、ターミナルが生む立地で決まります。
町田ならではの「常連・営業実績・許可」の評価
町田の売却で重要なのが、無形資産の扱いです。結論として、この街では常連・営業実績・許可のクリーンさが資産で、顧客名簿は造作に含められず、売却は水面下で進めるのが鉄則です。
原町田の小箱は「常連・営業実績」が資産
原町田の雑居ビルの店は、店ではなくママ・マスターと常連の関係で客が通います。だから店の価値は、内装よりも常連という人の資産に宿ります。
つまり、箱を売っても客が付いてくるとは限りません。町田の売却は、店舗の譲渡というより、常連の承継設計が成否を分けます。
顧客名簿・連絡先は造作に含められない
常連が資産でも、顧客の連絡先リストは造作譲渡には含められません。個人情報保護法上、本人以外へ個人データを提供するには、原則として本人の同意が必要だからです(個人情報保護委員会)。
そのため、ポータルに公開されるのは箱と内装のみで、顧客リストは別条件で個別交渉になります。承継するには、事業譲渡契約と本人同意取得を前提に、造作とは別の論点として処理する必要があります。
スタッフ・キャストは「再契約」
スタッフも、店ごと売れば自動で付いてくるものではありません。労働契約は、労働者本人の承諾なしに当然には承継されません(厚生労働省)。
ママ・マスター・キャストは、原則として新オーナーとの再契約になります。看板になる人が残るか抜けるかで、営業権の評価は大きく変わります。
売却は「水面下」が鉄則
売却情報が漏れると、常連離れやスタッフの動揺に直結します。特に町田の原町田六丁目のように同業が密集する雑居ビル街では、噂が回るのが早い。だから、媒介の段階から水面下紹介・限定公開が標準です。
物件ポータルに載せず、属性の合う買い手にだけ打診する。これが町田の売却の鉄則です。バレずに売る方法は居抜き売却をバレずにやり切る方法で解説しています。
町田の風営法・条例|特定地域ではないが営業延長は原町田・中町・森野で午前1時+客引きは都条例ベース
町田の売却には、町田市ならではの風営法・条例事情があります。結論として、「町田は距離制限が免除される特例地域ではない」「営業延長許容地域は原町田・中町・森野で午前1時まで」「特定遊興は商業地域なら取得可」「客引きは都条例ベースで、市独自条例は2027年度の制定を目指す段階」の4点を押さえてください。
町田は「特定地域ではない」=距離制限あり=既存許可付き居抜きの価値
東京都公安委員会の告示で、保全対象施設からの距離制限が免除される特例地域(密集区域)は、中央区銀座・港区新橋・新宿区歌舞伎町と新宿三丁目・渋谷区道玄坂に限られ、町田市・原町田は含まれません(東京都公安委員会告示第33号)。
そのため町田では、商業地域でも学校・病院・保育所などから一定の距離を取らなければ、新規の風俗営業許可は下りません。距離をクリアできる適格物件が限られるぶん、すでに風営許可が紐づく居抜き・造作譲渡の物件は、買い手にとって希少価値が高くなります。
なお許可そのものは買い手に引き継げず、買い手は新規に取り直す必要があります。新規取得の窓口は町田警察署です。
営業延長許容地域は原町田・中町・森野|歓楽街の核が午前1時まで
町田には深夜営業の強みもあります。風俗営業の営業時間は原則午前0時までですが、町田市では中町一丁目、原町田一・二・三・四・六丁目、森野一丁目が営業延長許容地域に指定され、商業地域に限り午前1時まで延長できます(警視庁・営業延長許容地域)。
注目すべきは、仲見世横丁のある原町田四丁目と、雑居ビルのナイト集積である原町田六丁目、そして森野一丁目が、いずれもこの延長地域に入っている点です。買い手にとって、この区域に入る物件かどうかは価値の分かれ目になります。営業時間の詳細は風営法の営業時間ガイドで解説しています。
さらに、深夜0時以降にDJ・ショーなどの遊興をさせて酒を出す特定遊興飲食店の許可も、この営業延長許容地域のうち商業地域なら取得できます。原町田などの商業地域で、保全対象施設からの距離要件を満たすことが前提です。
客引きは都条例ベース|市独自条例は2027年度の制定を目指す段階
町田で実務的に効くのが、客引き・スカウトの規制です。町田市は現時点で独自の客引き防止条例を持たず、悪質な客引き・スカウトは風営法や東京都迷惑防止条例の違反として取り締まられています(町田市)。
東京都迷惑防止条例にもとづき、警視庁は客引き待ち行為を規制する区域として、町田市では中町一丁目・原町田一丁目・四丁目・六丁目を指定しています(警視庁)。歓楽街の核である原町田四・六丁目がこの規制区域に入ります。
そして規制はこれから強化される方向です。町田市は町田駅周辺の客引きについて市民意識調査を行い、その結果を踏まえて2027年度に独自の客引き行為等防止条例の制定を目指すと表明しています(東京新聞)。
だから、客引き・スカウトのトラブルがなく許可がクリーンな店ほど、これからの町田では買い手に高く評価されます。改正の全体像は2025年改正風営法まとめで解説しています。
町田は「二駅ターミナルと再開発が値段になる街」|買い手の裾野
町田で売るなら、街の集客力そのものを味方につけてください。結論として、二駅ターミナルと神奈川県境が運ぶ広域集客と、駅周辺の大規模再開発という追い風が、この街の買い手を呼び込みます。
ブロック×業態ごとに買い手タイプが違う
町田は、ブロックごとに買い手の顔が違います。原町田の歓楽街は、都心や横浜より家賃を抑えて独立したい個人や、二号店を出す既存オーナー。森野・中町は、オフィス需要を狙うダイニングやスナックの事業者です。
買い手のタイプが多様なほど、売主は競らせて高く売れます。二駅ターミナルで、神奈川県の相模原・大和・横浜北部からも広域客を取り込める立地は、どの買い手にも刺さる共通の魅力です。
とりわけ効くのが、都心や横浜中心部の家賃高騰です。高い賃料を嫌う事業者が、郊外の一等地である町田へ流れ込みます。
だから町田の居抜き物件には買い手需要が厚く、売り手は複数の買い手を競らせやすい。これは売主の手取りを押し上げる、町田ならではの需給構造です。
近隣エリアとの棲み分け
買い手を理解するには、近隣との違いも押さえてください。相模原は同じ商圏で家賃がより安い受け皿、横浜中心部は家賃も価格も一段高い大箱市場、八王子は多摩西部の別ターミナルです。
町田は「東京都内・二駅クロス・神奈川県境」という優位性で、多摩南部と神奈川北部の双方から集客できるポジションにあります。この立地の説明が、買い手への値付け交渉の軸になります。
町田の再開発|駅周辺の大規模再開発は中長期の追い風
町田のもう一つの論点が、駅周辺の再開発です。結論から言えば、これは中長期の追い風であり、短期の値上がり材料ではありません。
町田市は町田駅周辺開発推進計画を策定し、モディ周辺・小田急百貨店周辺・西友パリオ周辺・森野住宅周辺を再開発推進地区としています。さらにJR町田駅南地区では、2027年度の都市計画決定を目指してJR東日本と共同で計画策定を進める方針です(建設通信新聞)。
ただし、再開発は数年がかりで、すぐに相場が動くわけではありません。効いてくるのは、駅周辺の人流と商業床価値を底上げする中長期の集客効果です。多摩都市モノレールの町田延伸計画も、この追い風を後押しします。
買い手には「将来の伸びしろ」として説明でき、売ると決めたなら値付けの追い風に使えます。一方で、古い雑居ビルは建替え・再整備に伴う立ち退きリスクもあり、売り時を見極める材料にもなります。
町田で居抜き・営業権売却を成功させる手順と高く売れる条件
最後に、実際の進め方です。結論として、町田の売却は常連・営業実績の価値を正しく評価し、この街の買い手プールを持つ仲介を選ぶことが成否を分けます。
買い取り業者に売る前に|仲介との違い
売却を考え始めると、買い取り業者から「すぐ現金化します」と営業が来ます。ですが買い取りは、業者が安く買って高く転売するモデル。利益の出どころは、売主の手取りを削ったぶんです。
nightmaは買い取りではなく仲介です。売主側に立ち、複数の買い手を水面下で競わせて、いちばん高い条件を引き出します。店名・会社名は出さないノンネーム前提です。
さらにナイト専門だから、特定地域でない町田で効く距離制限、営業延長許容地域の線引き、これから強化される客引き規制といった町田固有のボトルネックを、提携の行政書士と連携して実務でほどきます。「早く・安く手放す」のではなく、「高く・静かに売り切る」ための座組みです。
高く売れる店のチェックリスト
町田で高く売れる店には、明確な条件があります。自店がどれだけ満たすか確認してください。
- 原町田・中町・森野一丁目など営業延長許容地域(商業地域)で午前1時まで営業できる
- 風営許可・深夜酒類届がクリーンで、客引き・スカウトの指導歴がない
- 常連・営業実績の承継方針が決まっている
- 屋号・コンセプトを残すのか、箱だけ売るのかが明確
- 内装・設備(防音やカウンター等)が次の借主の業態に転用しやすい
- ビルがナイト業態の入居を認めている
売却の進め方
町田での売却は、次の手順で進めます。常連の承継設計が重要です。
- 賃貸借契約の確認(解約予告・造作譲渡可否・ビルの業態審査)
- 売却方針の決定(造作譲渡だけか、常連・屋号ごとの営業権譲渡か)
- 町田のナイトに強い仲介へ相談(ブロックごとの買い手プールの知識)
- 査定(坪数・賃料・造作・立地・風営状況・常連の付き方)
- 買い手募集(水面下・属性の合う運営者や個人に限定打診)
- 内覧・条件交渉(秘匿内覧・ビルオーナーの業態審査)
- ビルオーナー承諾・契約(買い手の経歴・反社チェック)
- 引き渡し・常連・スタッフの承継設計
まとめ:町田の居抜き売却は「常連・営業実績」と「二駅ターミナルの立地」で決まる
町田のナイト居抜き売却について、要点を整理します。
第一に、町田は郊外のベッドタウンではなく、小田急とJRが交わる二駅ターミナルを持つ神奈川県境の歓楽商圏です。原町田の歓楽街・森野中町のオフィス寄りは、客層も価格も買い手も別物で、造作・営業権額は立地と業態と客付きで決まります。
第二に、この街の価値は内装ではなく、常連・営業実績・許可のクリーンさにあります。顧客リストは造作に含められず、同業が密集する雑居ビル街だからこそ売却は水面下で進めるのが鉄則です。
第三に、町田は距離制限が免除される特例地域ではない分だけ既存許可付き居抜きの希少価値が高く、原町田・中町・森野一丁目などは午前1時まで営業延長でき、商業地域なら特定遊興も取得できます。
客引きは都条例ベースで、市独自条例の制定が2027年度に向けて検討されているという、町田固有の風営法構造も押さえてください。
町田のお店、いくらで売れる?——実勢の概算を無料で
閉店すれば「原状回復+空家賃+リース残」の持ち出し。
売却なら、居抜き(造作譲渡)の実勢は賃料の6〜10倍。
営業ごとのM&Aも含め、出口しだいで手取りは数百万円単位で変わります。
店名は伏せたままでOK。在籍やお客様・大家さんに伝わることはありません。
友だち追加後、「売却相談」とだけ送信でOK
まず試算だけなら → 30秒売却診断(匿名・タップだけ)
※ しつこい営業はありません
NightMAの経営提言:
町田は、小田急とJRが交わる二駅ターミナルと、原町田の仲見世横丁・雑居ビルのナイトが同居する、神奈川県境の歓楽商圏です。歌舞伎町のような派手さはなくても、原町田の路地とビルに積み重なった常連と、二駅ターミナルが運ぶ広域の集客が、唯一無二の客付きを生みます。だから町田の売却は、内装の値段ではなく、常連と営業実績をどう承継するかで決まります。顧客リストは法的に正しい枠組みでしか引き継げず、売却が漏れれば常連もスタッフも離れていく。同業が密集する街だからこそ、町田の売却は、水面下で、常連の承継まで設計できる仲介でなければ成立しません。nightmaは、ナイトレジャー・飲食店のM&A、居抜き(造作譲渡)、Web支援までを一気通貫で扱い、町田の原町田と森野中町で、あなたの店に最も高い値段と、最も静かな出口を設計します。売ろうと決めたら、名前を出さずに、まずご相談ください。
町田でガールズバーを手放すなら、価格が何で決まるかを先に押さえておくと交渉が早く済みます。ガールズバー売却で価格を分ける条件にまとめています。
町田のコンカフェは許可の区分が店ごとに違い、そこが譲渡の障害になりがちです。コンカフェ売却の実務と風営法リスクを確認しておいてください。
