中野・中野ブロードウェイ・北口飲み屋街のナイト居抜き・造作譲渡 完全ガイド|サブカルの街でバー・スナック・ガールズバーを高く静かに売る方法【2026年最新】

中野の店を、できれば常連に知られずに売りたい。でも――狭い街だから噂が回らないか。買い取り業者に足元を見られて買い叩かれないか。そもそも、北口の小箱に本当に値段が付くのか」。売却を考え始めたオーナーの多くが、この3つで足が止まります。

先に結論をお伝えします。中野は、新宿の隣にある「サブカルと横丁の街」です。北口の戦後闇市から続く一番街〜五番街・仲見世・白線通りの飲み屋街、世界中からファンが集まる中野ブロードウェイ、そして新宿より一段安い家賃。この三つが揃った街です。

だから中野の小箱は、派手さでは歌舞伎町に負けても、常連とサブカルの濃さで確かな値段が付きます。この街の価値は内装の豪華さではなく、常連・コミュニティ・営業権という「人と物語」に宿るからです。正しく動けば、中野の店は「高く」かつ「静かに」売れます。

なお、新宿駅周辺の売却は、歌舞伎町側が歌舞伎町・新宿のナイト居抜きガイド、三丁目・二丁目・ゴールデン街側が新宿三丁目のナイト居抜きガイド北千住のナイト居抜きガイド吉祥寺のナイト居抜きガイドで解説しています。本記事は、中央線で一駅隣、新宿とは客層も家賃も違う中野に特化した一本です。

問題は「売り方」です。ネットに出てくるのは中野駅の物件一覧か、全国共通の売却相場記事ばかり。中野のナイトに絞った「いくらで・どう売るか」は、まとまっていないのが現実です。

この記事では、通りごとの相場、業態別の居抜き売却レンジ、常連・サブカル客・許可の評価、風営法、そして「バレずに高く売る手順」まで、ナイトレジャーM&A仲介のnightmaが地域特化で解説します。

中野の北口飲み屋街・ブロードウェイ周辺のバー・スナック・ガールズバーの居抜き売却・造作譲渡・査定まで。ナイトビジネス専門のnightmaが名前を出さず無料でご相談に乗ります。LINEで相談
目次

中野でナイト店舗を居抜き売却したい人へ|まず押さえる全体像

中野駅北口の飲み屋街横丁マップ 北口から北へ中野サンモールのアーケードが伸び北端に中野ブロードウェイ サンモールの東側に一番街から五番街のバー居酒屋小規模クラブ 仲見世通りのカウンターバースナック 白線通りのスナックガールズバー密集 ふれあいロードのダイニングバー 中野五丁目はナイトの本丸で営業延長許容地域午前1時まで

中野で売却を考えるなら、結論として「ここは新宿の縮小版ではなく、独自の横丁文化を持つ街だ」と理解してください。この街の性格が、価格と売り方を決めます。

中野は「新宿の隣の、サブカルと横丁の街」

同じ中央線でも、中野は新宿とは成り立ちが違います。新宿が巨大なターミナル歓楽街なら、中野は戦後の闇市から育った路地の飲み屋街と、サブカルの聖地が同居する街です。

中野駅北口の繁華街は、駅の半径500mに飲食店が密集する城西有数の歓楽エリアです(まち路地探検隊)。客層は地元の常連、学生、ビジネス客、そしてブロードウェイ目当ての観光客が入り混じります。

北口・ブロードウェイ・南口、三つの顔

中野駅前は、性格の違う三つのゾーンに分かれます。まず全体像を押さえてください。

北口の飲み屋街は、サンモールの東側に広がる一番街〜五番街・仲見世・白線通り・ふれあいロードの路地群。バー・スナック・ガールズバー・キャバクラが密集する、ナイトの本丸です。

中野ブロードウェイ周辺は、サブカル物販の聖地。アニソンバー・コンセプトバー・メイド系など世界観で勝負する業態が散在します。南口は中野通り沿いのダイニングバー・カフェが中心で、北口より落ち着いた飲食ゾーンです。

居抜き・造作譲渡と「営業権」の違い

居抜き売却とは、内装や設備(造作)を次の借主へ有償で引き継ぐ造作譲渡を組み合わせた売却です。原状回復工事を抑え、撤去費を軽減できます。

ただし中野の小箱では、箱と造作だけでなく、常連・屋号・店の物語を含めた営業権の譲渡が価格に乗ることが多くあります。造作譲渡と営業権譲渡を分けて考えることが重要です。基本構造は居抜き売却の完全ガイドで解説しています。

中野駅前のナイトエリアマップ

三つのゾーンは、主役業態も価格帯も違います。下の表で性格を押さえてください。

エリア主力業態・特徴性格
北口の飲み屋街(一番街〜五番街・仲見世・白線通り)バー・スナック・ガールズバー・キャバクラ・パブ戦後闇市起源の横丁・ナイトの本丸
中野ブロードウェイ周辺アニソンバー・コンセプトバー・メイド系・サブカルバーサブカルの聖地・世界観ビジネス
中野五丁目・新井方面小箱バー・スナック・ライブバー路地の常連系・防音物件も
南口(中野通り沿い)ダイニングバー・カフェ・ビストロ落ち着いた飲食・住宅混在
全国のナイト店舗 居抜き・売却エリアガイド
スナック/バー/ガールズバー/キャバクラ/クラブ/ラウンジ/コンカフェの居抜き・造作譲渡・事業譲渡を地域別に解説

北口飲み屋街・ブロードウェイ・南口のエリア別の賃料とナイト事情

公示地価で見る中野の地価トレンド(賃料の先行指標)

賃料の実務感覚に入る前に、土地そのものの公的評価である公示地価を押さえます。地価は賃料や造作価格の先行指標で、上昇局面は売り手に追い風になります。

地点(商業地)公示地価坪換算前年比
中野五丁目30番7752万円/㎡約2,486万円+18.2%
中野3丁目107番10667万円/㎡約2,205万円+23.7%
中野5丁目21番7437万円/㎡約1,445万円+23.8%

中野周辺の商業地の公示地価は、前年比プラス18.1%(中央値)と、上昇が続いています(出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ・2025年公示地価)。

【NightMA 専門家の視点】
地価が上がる局面は、賃料や造作の相場も後から押し上げられます。出口を考えるなら、相場が乗っているうちに動くのが鉄則です。

中野駅前ナイトエリアマップ 中央を東西にJR中央線総武線と東京メトロ東西線が走り北が北口南が南口 北口から北へ中野サンモールと中野ブロードウェイ サンモールの東が中野五丁目の飲み屋街で営業延長許容地域午前1時まで 北口の西が中野四丁目の中野区役所と旧サンプラザ跡地新北口再開発で営業延長許容地域の対象外 南口は中野二丁目で中野通り沿いのダイニングカフェと認可保育所の距離制限 北に早稲田通り南に青梅街道東に中野通り

中野で売却を考えるなら、ゾーンごとの違いを押さえてください。結論として、北口の飲み屋街・ブロードウェイ周辺・南口は、価格も買い手も売り方も別物です。

北口の飲み屋街|戦後闇市から続く横丁のナイト本丸

中野駅北口は、サンモールのアーケードを軸に、その東側へ一番街・仲見世・白線通り・ふれあいロードといった路地が網の目状に広がる繁華街です(まち路地探検隊)。

ここがナイトの本丸です。カウンター10席前後のバー・スナックから、ガールズバー・キャバクラまで、小箱が連続します。白線通りは戦後の名残で夜の色が濃く、接待飲食系の小箱が特に多い路地です。

中野ブロードウェイ周辺|サブカルの聖地という武器

中野ブロードウェイは「西の秋葉原」とも呼ばれる、マンガ・アニメ・フィギュアの聖地です(JMR生活総合研究所)。国内外の観光客が訪れ、夜の飲み屋街にもファン層が流れ込みます。

この集客力は、コンセプトバー・アニソンバー・メイド系といった世界観ビジネスにとって大きな武器です。中野でしか成立しないテーマ性が、固定ファンと売却時の付加価値を生みます。

ただし世界観に振り切った内装ほど、別コンセプトの買い手には転用しにくく減価します。屋号・世界観ごと同業へ引き継ぐルートを設計できるかが、サブカルバーの売却額を分けます。

中野五丁目・新井方面|路地の常連系と防音物件

北口からさらに北の中野五丁目・新井方面には、路地の小箱バー・スナックが点在します。賃料は北口中心部より一段下がり、独立開業の受け皿になりやすいゾーンです。

ライブバーやコンセプト系では、防音設備付きの地下物件も出ます。設備に投資した店ほど、その造作が次の同業の買い手に評価されやすくなります。

南口|中野通り沿いの落ち着いた飲食ゾーン

南口は、北口のような飲み屋路地の網目構造はなく、中野通り沿いにダイニングバー・カフェ・ビストロが並ぶ落ち着いたエリアです。住宅やオフィスも多く、ナイト特化度は北口より低めです。

後述する風営法の事情もあり、ガチのナイト店舗を開きたい買い手の本命は、やはり北口側になります。南口は飲食寄りの業態に向いた街と整理できます。

中野駅の店舗賃料|公募坪単価でつかむ相場

中野の売却で押さえたいのが、賃料水準です。結論として、新宿歌舞伎町より家賃は抑えめですが、人気の路面や路地では決して安くありません。

居抜きポータルの直近集計(公募ベース)では、中野駅周辺の平均坪単価は月約3.0万円、高い区画で約7.5万円、低い区画で約0.8万円です(居抜きの神様)。最も多いのは1階の物件です。

ナイト向けの小箱(北口・中野五丁目の1階や地下)は、実際の募集で月坪およそ2.5万〜3.4万円が一つの目安です。これは募集賃料で、路面の人気区画ほど坪単価は跳ね上がります。買い手にとっては、どの路地・どの階に立地するかが価値の分かれ目です。

業態別:中野で「いくらで」居抜きが動いているのか

中野のナイト店舗の業態別造作営業権レンジ実務目安 北口の小箱バー80から250万円 スナックパブ80から300万円 アニソンコンセプトサブカルバー100から400万円 ガールズバー200から600万円 キャバクララウンジ300から800万円 ダイニングバー100から400万円 実成約例は中野駅徒歩5分2階7.5坪のバーが募集50万から成約80万 中野区全業態の平均成約額約184万円

自分の店がいくらで売れるか、これが最も知りたい点でしょう。結論として、中野の造作・営業権は、北口の小箱バーからキャバクラまで、業態と立地と客付きで大きく変わります。

業態別の造作・営業権レンジ

中野は、小箱が多いぶん、造作の絶対額は新宿の大箱より控えめに出ます。一方で常連・サブカルの濃さが乗ると、小箱でも営業権で上振れします。

実際の成約例では、中野駅徒歩5分・2階・約7.5坪のバーが、募集50万円から成約80万円で売れています(飲食店ドットコム居抜き売却)。中野区全業態の平均成約額は約184万円、平均成約日数は約66日です。

これらの実勢と東京23区の譲渡相場を踏まえたレンジが、下の表です(公開事例・実務目安・実際は個別査定が必要)。

業態中野の造作・営業権レンジ(実務目安)nightmaの評価
北口の小箱バー80〜250万円常連・屋号ごと引き継げれば営業権で上振れ
スナック・パブ80〜300万円客付き次第で営業権が乗る
アニソン・コンセプト・サブカルバー100〜400万円世界観・固定ファン・防音設備が価格の中心
ガールズバー200〜600万円内装・設備グレードで変動・北口に集積
キャバクラ・ラウンジ300〜800万円中〜大箱・内装投資で上振れ
ダイニングバー100〜400万円立地と内装グレードで変動
各業態の全国的な売却の進め方は、キャバクラ売却ガイドスナック売却ガイドラウンジ売却ガイドバー売却の完全マニュアルで解説しています。本記事はこれらの中野エリア版にあたります。

ただし、この表はあくまで出発点です。あなたの箱が同じ業態レンジの上限に近づくか下限に沈むかは、①風営許可のクリーンさ ②常連・コミュニティを承継できるか ③ビルがナイトOKか ④立地(どの路地・路面か地下か)の4点で決まります。

たとえば同じ北口のスナックでも、常連とママの関係ごと引き継げるなら上限側へ、空箱に近ければ純粋な造作評価へ沈みます。レンジの幅は、そのまま「売り方しだいで動く余地」です。

そして実際に手元に残る額は、造作譲渡額から残置物処理や按分の原状回復、仲介手数料を引いた後の金額です。中野の小箱は原状回復の範囲が小さく撤退コストが軽いため、同じ譲渡額でも手取りが厚く残りやすいのが特徴です。

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北口の小箱は「常連・物語」で値段が分かれる

中野の北口やブロードウェイ周辺では、内装の豪華さより、常連と店の物語が値段を分けます。同じ小箱でも、常連ごと引き継げる店は営業権が乗り、空箱に近い店は純粋な造作評価に近づきます。

理由はシンプルで、これらの店の価値は「箱」ではなく「回っている人間関係」にあるからです。常連・コミュニティ・屋号ごと引き継げる店は、買い手にとって即戦力になります。

しかも中野の常連は、濃く根を張ります。新宿で飲んだ客が一駅戻って通い、家賃が新宿より大きく抑えられるぶん店主も長く続けられる。だから中野の常連は10年20年単位で店に付き、その関係性ごと引き継げるかが価格を決めます。

逆に、内装に費用をかけても常連が動けば、買い手はゼロから客を作り直す前提で値を引きます。中野で高く売るには、箱の価値と常連の価値を、分けて言語化することが欠かせません。

【NightMA 専門家の視点】
中野の売却で最も多い誤解は、「新宿より家賃が安いぶん、店も安く買い叩かれる」という思い込みです。実際は逆のことが起きます。中野の北口は、5〜8坪の小箱に常連がびっしり付く街。だから買い手が見るのは坪数ではなく、常連とサブカルの濃さ、許可のクリーンさです。常連と屋号が残るコンセプトバーやスナックなら、2階や地下の小箱でも営業権で数百万円になることがあります。中野の値付けは、箱の広さではなく、回っている人間関係と、その店が持つ物語で決まります。

中野ならではの「常連・サブカル客・許可」の評価

中野の売却で重要なのが、無形資産の扱いです。結論として、この街では常連・サブカルのファン・許可のクリーンさが資産で、顧客名簿は造作に含められず、売却は水面下で進めるのが鉄則です。

北口の小箱は「常連・コミュニティ」が資産

北口やブロードウェイ周辺の店は、店ではなくママ・マスターと常連の関係で客が通います。だから店の価値は、内装よりも常連とコミュニティという人の資産に宿ります。

つまり、箱を売っても客が付いてくるとは限りません。中野の売却は、店舗の譲渡というより、常連とコミュニティの承継設計が成否を分けます。

顧客名簿・連絡先は造作に含められない

常連が資産でも、顧客の連絡先リストは造作譲渡には含められません。個人情報保護法上、本人以外へ個人データを提供するには、原則として本人の同意が必要だからです(個人情報保護委員会)。

そのため、ポータルに公開されるのは箱と内装のみで、顧客リストは別条件で個別交渉になります。承継するには、事業譲渡契約と本人同意取得を前提に、造作とは別の論点として処理する必要があります。

スタッフ・キャストは「再契約」

スタッフも、店ごと売れば自動で付いてくるものではありません。労働契約は、労働者本人の承諾なしに当然には承継されません(厚生労働省)。

ママ・マスター・キャストは、原則として新オーナーとの再契約になります。看板になる人が残るか抜けるかで、営業権の評価は大きく変わります。

売却は「水面下」が鉄則

売却情報が漏れると、常連離れやスタッフの動揺に直結します。特に中野の北口のような狭い飲み屋街では、噂が回るのが早い。だから、媒介の段階から水面下紹介・限定公開が標準です。

物件ポータルに載せず、属性の合う買い手にだけ打診する。これが中野の売却の鉄則です。バレずに売る方法は居抜き売却をバレずにやり切る方法で解説しています。

中野の風営法|特定地域ではないが営業延長許容+特定遊興は商業地域なら可+客引きは迷惑防止条例

中野の売却には、北口と南口で分かれる風営法事情があります。結論として、「中野は距離制限が免除される特例地域ではない」「営業延長許容地域は中野二・三・五丁目ほかで午前1時まで」「特定遊興は商業地域なら取得可」「客引きは区条例でなく迷惑防止条例で中野二・五丁目が規制区域」の4点を押さえてください。

中野は「特定地域ではない」=距離制限あり=既存許可付き居抜きの価値

東京都公安委員会の告示で、保全対象施設からの距離制限が免除される特例地域(密集区域)は、中央区銀座・港区新橋・新宿区歌舞伎町と新宿三丁目・渋谷区道玄坂に限られ、中野は含まれません(東京都公安委員会告示第33号)。

そのため中野では、商業地域でも学校・病院・保育所などから一定の距離を取らなければ、新規の風俗営業許可は下りません。距離をクリアできる適格物件が限られるぶん、すでに風営許可が紐づく居抜き・造作譲渡の物件は、買い手にとって希少価値が高くなります。

なお許可そのものは買い手に引き継げず、買い手は新規に取り直す必要があります。

営業延長許容地域は中野二・三・五丁目/新井一/中央四|五丁目の飲み屋街が午前1時まで

中野には深夜営業の強みもあります。風俗営業の営業時間は原則午前0時までですが、中野区では新井一丁目・中央四丁目・中野二丁目・中野三丁目・中野五丁目が営業延長許容地域に指定され、商業地域に限り午前1時まで延長できます(警視庁・営業延長許容地域)。

注目すべきは、北口の飲み屋街の核である中野五丁目が、この延長地域に入っている点です。逆に、サンプラザ跡地の再開発が進む中野四丁目は対象外です。買い手にとって、この区域に入る物件かどうかは価値の分かれ目になります。営業時間の詳細は風営法の営業時間ガイドで解説しています。

さらに、深夜0時以降にDJ・ショーなどの遊興をさせて酒を出す特定遊興飲食店の許可も、この営業延長許容地域のうち商業地域なら取得できます。中野二・三・五丁目などの商業地域で、保全対象施設からの距離要件を満たすことが前提です。

なお特定遊興では学校・図書館・大学が距離制限の対象から外れ、効くのは保育所などの児童福祉施設・病院に絞られます。

南口は保育所の距離制限がきつい|北口の方が許可物件は取りやすい

同じ中野駅でも、許可の取りやすさは北口と南口で差があります。南口は駅至近に認可保育所(にじいろ保育園中野駅南口・定員50名規模)があり、その50m圏が駅前の商業地域に重なるため、接待飲食・特定遊興とも適格物件が見つけにくいのが実情です(中野で風俗営業許可を取る注意点)。

この保育園の周囲50m以内では、商業地域でも風俗営業の許可が下りません。対して北口の中野五丁目側は、営業延長許容地域に入るうえ商業地域の連たんが厚く、繁華街としての集積も深い。

だから中野でナイト店舗を探す買い手の本命は、構造的に北口側になります。許可がクリーンな北口の店ほど、買い手の取り直しもスムーズで高く評価されます。

中野区は独自の客引き条例なし|迷惑防止条例で中野二・五丁目が規制区域

中野で実務的に効くのが、客引き・スカウトの規制です。新宿区や渋谷区のような区独自の客引き防止条例を、中野区は制定していません。規制は東京都の迷惑防止条例によります。

その迷惑防止条例にもとづき、公安委員会が中野二丁目・中野五丁目を客引き・スカウトの規制区域に指定しています(警視庁・客引き規制区域)。北口の中野五丁目はこの規制区域で、中野警察署が取り締まりにあたります。

新宿区型の「指導・勧告を経た過料・店名公表」ではなく、迷惑防止条例の客引き・スカウト規制は警察が直接検挙する刑事罰型です。だから、許可がクリーンで客引き・スカウトのトラブルがない店ほど、買い手から高く評価されます。改正の全体像は2025年改正風営法まとめで解説しています。

中野は「サブカルと再開発が値段になる街」|買い手の裾野

中野で売るなら、街の個性そのものを味方につけてください。結論として、サブカルという他にない価値と、駅前再開発という中長期の追い風が、この街の買い手を呼び込みます。

業態×ゾーンごとに買い手タイプが違う

中野は、ゾーンごとに買い手の顔が違います。北口の飲み屋街は、新宿より家賃を抑えて独立したい個人や、二号店を出す既存オーナー。ブロードウェイ周辺は、世界観で勝負したいコンセプト系の事業者です。

南口や中野通り沿いは、落ち着いた飲食を志向する独立開業者。買い手のタイプが多様なほど、売主は競らせて高く売れます。新宿一駅・東西線で千葉方面からもアクセスできる立地は、どの買い手にも刺さる共通の魅力です。

とりわけ効くのが、新宿の家賃高騰です。新宿で出店をあきらめた事業者が、同じ商圏に近い一駅隣の中野へ流れ込みます。

だから中野の居抜き物件には買い手需要が厚く、売り手は複数の買い手を競らせやすい。これは売主の手取りを押し上げる、中野ならではの需給構造です。

中野の再開発|サンプラザ跡地は「仕切り直し」、追い風は中長期

中野のもう一つの論点が、北口の再開発です。結論から言えば、これは中長期の追い風であり、短期の値上がり材料ではありません。

旧中野サンプラザ跡地(中野四丁目新北口)では、高さ約260mのタワー計画が建設費高騰で行き詰まり、2025年に事業協定が解除されました(日本経済新聞)。サンプラザは2023年に閉館し、2026年に解体が正式決定しています。

中野区は計画を仕切り直し、2027年度に事業者を再公募して、新たな複合施設を2030年度着工・2034年度完成で目指す方針です(中野区)。完成は当初計画より後ろ倒しになりました。

つまり再開発の恩恵は、数年先のオフィス・住宅・ホール需要として効いてきます。買い手には「将来の伸びしろ」として説明でき、売ると決めたなら値付けの追い風に使えます。

一方で、焦って今すぐ手放す理由にもなりません。長い目で見れば、北口の人の流れを太くする追い風として、ゆっくり効いてくる材料です。

中野で居抜き・営業権売却を成功させる手順と高く売れる条件

最後に、実際の進め方です。結論として、中野の売却は常連・サブカルの価値を正しく評価し、この街の買い手プールを持つ仲介を選ぶことが成否を分けます。

買い取り業者に売る前に|仲介との違い

売却を考え始めると、買い取り業者から「すぐ現金化します」と営業が来ます。ですが買い取りは、業者が安く買って高く転売するモデル。利益の出どころは、売主の手取りを削ったぶんです。

nightmaは買い取りではなく仲介です。売主側に立ち、複数の買い手を水面下で競わせて、いちばん高い条件を引き出します。店名・会社名は出さないノンネーム前提です。

さらにナイト専門だから、特定地域でない中野で効く距離制限、北口と南口で分かれる許可の取りやすさ、営業延長許容地域の線引き、迷惑防止条例の客引き規制区域といった中野固有のボトルネックを、提携の行政書士と連携して実務でほどきます。「早く・安く手放す」のではなく、「高く・静かに売り切る」ための座組みです。

高く売れる店のチェックリスト

中野で高く売れる店には、明確な条件があります。自店がどれだけ満たすか確認してください。

  • 中野二・三・五丁目など営業延長許容地域(商業地域)で午前1時まで営業できる
  • 風営許可・深夜酒類届がクリーンで、客引き・スカウトの指導歴がない
  • 常連・コミュニティ、またはサブカルの固定ファンの承継方針が決まっている
  • 屋号・世界観を残すのか、箱だけ売るのかが明確
  • 内装・設備(防音やカウンター等)が次の借主の業態に転用しやすい
  • ビルがナイト業態の入居を認めている

売却の進め方

中野での売却は、次の手順で進めます。常連・ファンの承継設計が重要です。

  1. 賃貸借契約の確認(解約予告・造作譲渡可否・ビルの業態審査)
  2. 売却方針の決定(造作譲渡だけか、常連・屋号ごとの営業権譲渡か)
  3. 中野のナイトに強い仲介へ相談(ゾーンごとの買い手プールの知識)
  4. 査定(坪数・賃料・造作・立地・風営状況・常連やファンの付き方)
  5. 買い手募集(水面下・属性の合う運営者や個人に限定打診)
  6. 内覧・条件交渉(秘匿内覧・ビルオーナーの業態審査)
  7. ビルオーナー承諾・契約(買い手の経歴・反社チェック)
  8. 引き渡し・常連・スタッフの承継設計
ビルオーナーの承諾は造作譲渡で貸主承諾を取る手順で解説しています。

まとめ:中野の居抜き売却は「常連・物語」と「サブカルの個性」で決まる

中野のナイト居抜き売却について、要点を整理します。

第一に、中野は新宿の縮小版ではなく、横丁とサブカルの独自文化を持つ街です。北口の飲み屋街・ブロードウェイ周辺・南口は、客層も価格も買い手も別物で、造作・営業権額は立地と業態と客付きで決まります。

第二に、この街の価値は内装ではなく、常連・サブカルのファン・許可のクリーンさにあります。顧客リストは造作に含められず、狭い飲み屋街だからこそ売却は水面下で進めるのが鉄則です。

第三に、中野は距離制限が免除される特例地域ではない分だけ既存許可付き居抜きの希少価値が高く、中野二・三・五丁目などは午前1時まで営業延長でき、商業地域なら特定遊興も取得できます。客引きは区条例ではなく迷惑防止条例で中野二・五丁目が規制区域という、中野固有の風営法構造も押さえてください。

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NightMAの経営提言:
中野は、サブカルと横丁という、他にない文化が値段になる街です。歌舞伎町のような派手さはなくても、北口の路地に積み重なった常連と、ブロードウェイが呼ぶ世界中のファンが、唯一無二の客付きを生みます。だから中野の売却は、内装の値段ではなく、常連と世界観をどう承継するかで決まります。顧客リストは法的に正しい枠組みでしか引き継げず、売却が漏れれば常連もスタッフも離れていく。狭い飲み屋街だからこそ、中野の売却は、水面下で、常連とファンの承継まで設計できる仲介でなければ成立しません。nightmaは、ナイトレジャー・飲食店のM&A、居抜き(造作譲渡)、Web支援までを一気通貫で扱い、中野の三つのゾーンで、あなたの店に最も高い値段と、最も静かな出口を設計します。売ろうと決めたら、名前を出さずに、まずご相談ください。

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