「ポーカーブームに乗って店を持ちたい。フランチャイズなら、本部のノウハウで安全に開業できるのでは」──
そう考えて「ポーカー フランチャイズ」で情報を集めている方は、年々増えています。
結論から申し上げます。ポーカー(アミューズメントカジノ)は、スナックやキャバクラと違い、大手資本を含む本格的なフランチャイズが実際に機能している数少ないナイト業態です。サミー系のm2R、令和の虎で話題になったMUSASHI POKER ROOMなど、面展開を掲げるブランドが複数あります。
しかし、FCに加盟しようが独立で始めようが、全店に共通する「生命線」がひとつだけあります。それが接待の有無ではなく、「賭博罪の線引き」です。現金を賭けさせない、チップを現金や物品に換えない──この一線を越えた瞬間、どれだけ立派なFCの看板を掲げていても、店は摘発対象になります。
この記事では、ナイト業態を中心に500件以上の店舗の数字を見てきたnightmaが、実在するポーカーFCの中身、開業費用の一次データ、そしてポーカー特有の「賭博罪と風営法5号」の実務、さらにFC加盟・独立・居抜き/M&Aの三択と出口設計まで、この1本で解説します。
ポーカー(アミカジ)にフランチャイズは本当にあるのか|”本物のFC”が機能する数少ないナイト業態
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最初に前提を確認します。スナックやキャバクラでは「本格的なFC本部はほとんど存在しない」というのが実態でした。ところがポーカー/アミューズメントカジノは事情が違います。
2022年以降のポーカーブームを背景に、チェーン展開・フランチャイズ募集を掲げるブランドが実際に複数立ち上がっています。
実在する主なポーカーFC・チェーン
- m2R株式会社:パチスロ大手サミー系の企業として2022年7月12日に設立。ポーカーハウス「mブランド」を面展開し、5年で30店舗を目標に掲げています。モデルケースでは初期投資を3年程度で回収するとされ、旗艦店の一つは月間来場者数約2,000人規模です。
- MUSASHI POKER ROOM(むさぽ):2022年創業の人気ポーカールーム。「令和の虎」出演で話題となり、名古屋にフランチャイズ1号店を展開しています。
- BLOW(株式会社サークル):京都発のアミューズメントカジノFC本部。「BLOW」ブランドで直営店と加盟店を全国に展開し、200店舗構想を掲げています。
- PukuPuku NEON/ネオンホールデム:シーシャとポーカーを組み合わせた複合業態で、新宿・赤坂などに展開。「ネオンホールデム」名義でFC加盟店を募集しています。
- その他:京都を起点に地方へ広げるアミューズメントカジノバー系ブランドや、愛知を中心とした独自ゲームのFCなど、地域展開型の本部も存在します。
このように、ポーカーは「FCという選択肢が現実的に成立している」点で、他のナイト業態と決定的に異なります。
市場の広がりと注意点
ポーカー人口は国内で100万〜200万人、アミューズメントカジノは全国に400〜500店、都内に120〜140店ほどあるとも言われます(民間推計)。ブームを追い風に新規参入が続く一方で、後述する賭博罪の摘発リスクや、風営法5号による深夜営業規制という「業態固有の壁」も同時に存在します。
【NightMA 専門家の視点】
ポーカーは、FCの看板が集客に効く数少ないナイト業態です。トーナメント文化・全国のプレイヤーコミュニティ・SNS集客と相性がよく、ブランドの知名度がそのまま来客につながりやすいからです。ただし、FCの加盟条件(加盟金・ロイヤリティ・研修費)を公開している本部はまだ少なく、「フランチャイジー募集」という方針だけが先行しているケースも目立ちます。契約前に、総額・提供内容・契約期間・違約金まで書面で確認することが大前提です。看板の力は本物でも、契約の中身は本部ごとに大きく異なります。
【最重要】合法と違法の分岐点|賭博罪の3鉄則と摘発事例

ポーカー店開業で、FCの加盟金よりもはるかに重要なのがこの論点です。日本では、現金を直接賭けるポーカーは、IR施設を除いて違法です。だからこそ国内のポーカー店は「アミューズメント(金銭を賭けない遊技)」として運営されます。この一線を守れるかどうかが、事業の生死を分けます。
賭博罪が成立する3つの要件
刑法上、「賭博」は次の3要素がそろうと成立すると解釈されています。
- ☐ 偶然の勝敗によること(少しでも運の要素があれば該当する)
- ☐ 財物・財産上の利益を対象とすること(現金に限らず、商品券・ギフトカード等の財産的価値を含む)
- ☐ 得喪を争うこと(何かを失う敗者と、何かを得る勝者が存在する)
ポーカーは運の要素を含むため、金銭や財産的価値のあるものを賭ければ、ほぼ確実に「賭博」に当たります。なお「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき」は除外されますが、店舗営業でこの例外に頼るのは危険です。
アミューズメント運営で守るべき3鉄則
合法的にポーカー店を運営するには、次の3点を絶対に守る必要があります。
第一に、客に金銭を賭けさせないこと。参加費・時間課金・ドリンク代で収益を得て、勝敗そのものに金銭を絡ませません。
第二に、チップやポイントを、現金・商品券・タバコ・飲食代の割引・粗品などに一切交換しないこと。チップの店外持ち出しや店側での預かりも、原則として認められません。風営法5号営業には「遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない」という規定があり、獲得チップの換金・景品交換はこの規定にも抵触します。
第三に、客同士の賭けを黙認しないこと。店が直接賭博に関与していなくても、客同士がチップやお金を賭け合っているのを黙認していれば、店側が責任を問われ得ます。
摘発されたときのリスク
現金プレイやチップの換金を行えば、賭博として摘発対象になります。過去には警視庁による一斉摘発の事例もあり、経営者が逮捕・書類送検された例が報じられています。
刑罰も軽くありません。プレイヤー側の単純賭博罪は50万円以下の罰金または科料。そして店側が最も重く問われるのが「賭博場開帳図利罪」で、法定刑は3月以上5年以下の拘禁刑です。常習性が認められれば、さらに重い常習賭博罪にも問われ得ます。
【NightMA 専門家の視点】
ポーカー店の相談で最も多い誤解が、「グレーだけど、みんなやっているから大丈夫」という感覚です。これは非常に危険です。現金プレイやチップの換金は「グレー」ではなく、明確に賭博罪・賭博場開帳図利罪という「黒」の領域です。逆に言えば、金銭を賭けさせず、チップを換金せず、参加費・時間課金・飲食で収益を組み立てる「アミューズメント」の設計を徹底すれば、堂々と続けられる事業になります。FC本部を選ぶときも、「この本部の収益モデルは、換金に頼らずアミューズメントの枠内で成立しているか」を最優先で確認してください。
風営法5号許可の実務|深夜0時規制・10%ルール・立地の壁
賭博罪の線引きをクリアしても、次に「風営法5号許可」という関門があります。ここがポーカー店特有の、そして見落とされがちな実務です。
なぜ風営法5号許可が必要なのか
トランプ台やルーレット台など「遊技の結果が偶然に左右される遊技設備」を設置して客に遊技させる店は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)第2条1項5号に定める風俗営業(いわゆる5号営業)に該当します。ポーカーをメインコンテンツとする店舗は、原則としてこの5号許可を取得しなければなりません。
「10%ルール」はポーカー店では使えない
「店内の床面積の10%以下なら遊技設備でも許可は不要」という例外規定(10%ルール)は存在します。しかし、ポーカーテーブルと客席が売上の中心となる店で、その面積を客席全体の10%以下に収めることは現実的にほぼ不可能です。「うちは小さいから許可は要らない」という判断は、5号の無許可営業につながる危険な思い込みです。
深夜0時以降は営業できない
5号許可には重い制約があります。風俗営業は原則として深夜0時(地域により1時)以降の営業ができません。深夜のアミューズメント営業を続けると、指示処分や営業停止処分の対象になります。「深夜まで賑わうポーカールーム」を安易に想定すると、この時間規制で収益計画が崩れます。立地選び(用途地域・保全対象施設からの距離)と併せて、開業前に必ず織り込むべき前提です。
【提言】
ポーカー店の許認可は、「賭博罪の線引き(換金しない)」と「風営法5号(許可・深夜規制・立地)」の二段構えで考えてください。この2つは専門性が高く、警察署ごとの運用差もあるため、風営法に精通した行政書士への相談が事実上必須です。nightmaは提携専門家と連携し、物件選定の段階から「その立地でその営業形態が実現できるか」を確認します。箱を借りてから許可が下りない、という最悪の事態を避けるのが、開業成功の第一歩です。
ポーカーFCの中身と開業費用|加盟金・ロイヤリティ・居抜き/スケルトン費用

FCの看板が機能する業態だからこそ、加盟の中身と、FCの有無にかかわらず発生する開業費用を、分けて理解しておく必要があります。
FC本部が提供するもの・加盟条件
ポーカーFCの本部が提供する価値は、主に次の3つです。
- ブランドとトーナメント集客:全国のプレイヤーが認知するブランド、統一されたトーナメント運営、SNS・アプリでの送客。ポーカーで最も効くのがこの集客力です。
- 合法運営のノウハウ:換金に頼らないアミューズメント設計、風営法5号対応、オペレーションマニュアル。個人開業では手探りになる部分を型として提供します。
- 仕入れ・什器の調達ルート:ポーカーテーブル、チップ、ディーラー研修など。
一方で、加盟金・ロイヤリティを公開している本部はまだ多くありません。「フランチャイジー募集」の方針だけが先行し、具体的な金額は個別相談というケースが目立ちます。だからこそ、総額(加盟金+研修費+月額ロイヤリティ・会費)と契約期間・違約金・競業避止義務を、加盟前に必ず書面で確認してください。
開業費用のリアル|合計570万〜1,280万円
FCに加盟してもしなくても、店を作る費用は発生します。支援会社の公表値による目安は次の通りです。
| 費目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 物件取得関連費(保証金・礼金等) | 150万〜300万円 | 繁華街の一等地は割高 |
| 内装・設備工事費 | 200万〜400万円 | 居抜きなら大幅に圧縮できる |
| ポーカー卓・備品購入費 | 50万〜150万円 | テーブル・チップ・什器 |
| 厨房・ドリンク設備費 | 30万〜100万円 | 飲食提供する場合 |
| 人材採用・研修費 | 20万〜50万円 | ディーラー育成 |
| 広告・マーケティング費 | 20万〜80万円 | 集客の立ち上げ |
| 予備費・運転資金 | 100万〜200万円 | 3〜6か月分の確保が目安 |
※物件取得費(保証金・礼金など)は、立地による差が最も大きい費目です。一般的な目安は保証金6〜10ヶ月・礼金2〜3ヶ月・仲介1ヶ月ですが、当社の実取引データでは六本木エリアで保証金10ヶ月が中央値、銀座の高級ラウンジでは10〜16ヶ月の実例がある一方、地方都市や小箱では2〜6ヶ月と大きく振れます。ここに示すのは全国的な目安であり、実際の金額は必ず対象エリア・物件ごとに確認してください。
合計の目安は570万〜1,280万円程度です。居抜き物件を活用すれば、内装・設備工事費とポーカー卓・什器を大きく圧縮できます。
収益の目安
同じ支援会社の公表値では、年商1,000万〜3,000万円程度を見込む店舗があり、オーナーの年収は500万〜800万円程度、高収益の場合は1,000万円以上も可能とされています。月間の運営資金は100万〜200万円程度が目安で、立ち上がりの不安定な時期に備えて3〜6か月分の運転資金を別枠で確保することが推奨されます。
【NightMA 専門家の視点】
ポーカーFCの加盟金・ロイヤリティが非公開のことが多いのは、裏を返せば「本部にとっての価値の大半がブランドとトーナメント集客に集中している」ということです。この集客力に月々のロイヤリティを払う価値があるかは、立地と客層で変わります。都心の激戦区でブランド認知を武器にしたいならFCが効き、地域で常連コミュニティを育てるなら独立の方が利益が丸ごと残る。加盟金の金額だけでなく、「その集客力が自分の商圏で本当に効くか」で判断してください。
【本命】FC加盟 vs 独立開業 vs 居抜き・M&Aの三択比較

ポーカー店を始める方法は、「FC加盟」か「ゼロから独立」の2択ではありません。nightmaが費用対効果の面で重視する第三の選択肢が「居抜き・M&Aによる取得」です。
3つの取得方式の比較
自分が最も節約したい資源(資金・時間・許可のハードル・集客)で、選ぶべき方式は変わります。
| 観点 | FC加盟 | ゼロから独立開業 | 居抜き・M&A取得 | nightmaの評価 |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 加盟金+内装で割高 | 設計次第でブレる | 造作・什器を引き継ぎ圧縮 | 居抜きが総額を下げやすい |
| 開業スピード | 中(研修あり) | 遅い | 速い(設備が既にある) | 居抜き・M&Aが最速 |
| ロイヤリティ・会費 | あり(継続負担) | なし | なし | 独立系は利益が丸ごと残る |
| 風営法5号の通しやすさ | 本部が支援 | 立地・構造を一から確認 | 前店が5号なら構造適合済みが多い | 居抜きが有利 |
| 集客・ブランド | 本部の全国ブランド | 自力でゼロから | 前店の常連・立地を引き継げる | FCが手厚い |
| 既存客・稼働の引き継ぎ | なし(新規立ち上げ) | なし | 常連・売上が付いた状態で取得可 | M&Aが独自 |
居抜き・M&Aがポーカーで効く理由
ポーカー店における居抜き・M&A取得の価値は、費用圧縮だけではありません。
第一に、前店もアミューズメントカジノ/ポーカー店だった居抜き物件は、5号許可の構造要件を満たしている蓋然性が高いこと。用途地域・立地条件をクリアした「箱」を引き継げるため、ゼロから物件を探して構造要件を一つずつ満たすより、はるかに早く安く開業できます。
第二に、M&Aで既存店を取得すれば、常連プレイヤーと売上が付いた状態でスタートできること。ポーカーは常連コミュニティが売上を左右する業態だけに、この差は大きい。ブームで新規参入が増えるなか、ゼロから客を集めるより、稼働している店を引き継ぐ方が立ち上がりのリスクを下げられます。
【NightMA 専門家の視点】
ポーカーFCの加盟金や月額ロイヤリティを払う前に、「前店もアミューズメントカジノ/ポーカー店だった居抜き物件」や「売りに出ている既存店」を必ず見てください。5号の構造要件を満たした箱を引き継げれば、内装費と時間を大きく節約できます。ただし注意点があります。風営法5号の許可は物件に付いてくるものではなく、新オーナーが取り直すのが原則です。また、前店の運営が本当に換金に頼らないクリーンなものだったかも要確認です。「この物件・この店で、自分が合法的にやりたい営業ができるか」を、契約前に専門家と確認することが重要です。nightmaは居抜き・造作譲渡・M&Aの3本柱で、この見極めから対応します。
出口とM&A|資本集約が進む今、「売れるポーカールーム」を初日から設計する
最後に、開業前の今だからこそ設計しておくべき「出口」の話をします。ポーカー業界は今、この出口が特に立ちやすい局面にあります。
大手企業の資本参入により、業界の集約(M&A)が進行中です。単店のオーナーには「そろそろ手放したい」という売り気配が、拡大を狙うグループには「良い店を買いたい」という買い気配が、同時に生まれています。つまり、正しく作ったポーカー店は、将来グループへ売却して現金化できる資産になり得るのです。
買い手が値段をつけるのは、次の要素です。
- ☐ 数字が残っている:日次売上・来店数・トーナメント参加者の記録が揃っている
- ☐ 常連コミュニティが店に付いている:特定のスタッフ個人ではなく、店として引き継げる
- ☐ 運営がクリーン:換金に頼らず、5号許可と実態が一致している
- ☐ 賃貸借契約が譲渡可能:居抜き・造作譲渡を許容している
逆に、換金運用に依存していたり、記録がなく個人の集客力だけで回っている店は、買い手が付きにくく、畳む際に原状回復費がかかります。
NightMAの経営提言:
開業とは、事業をゼロから立ち上げることであると同時に、いつか手放すときに価値がつく「資産」を築く行為です。ポーカー業界は資本集約が進み、クリーンに運営された店には確かな買い手がつく局面に入っています。数字が残り、常連コミュニティが店に付き、換金に頼らない運営で許認可がクリーンな店は、居抜き・造作譲渡・M&Aで次のオーナーへ売れます。加盟金を払って本部の型を借りることより、「自分の店を、売れる資産として作る」こと。この設計を開業初日から意識するだけで、あなたのポーカールームは数年後に現金化できる資産へと変わります。nightmaは、その出口までを見据えた開業・取得の相談を無料で受けています。
ポーカーバー・アミューズメントカジノの開業実務の全体像はポーカーバー・アミューズメントカジノ開業の完全ガイドを、風営法5号許可と営業時間の詳細はポーカー営業許可と風俗法5号の3大ポイントを、開業後の集客はポーカーバー集客の完全ガイドを、将来の売却はポーカーバーの売却相場は?風営法5号許可・DD・高く売る方法もあわせてご確認ください。
よくあるご質問(ポーカーのフランチャイズ・開業)
Q. ポーカー(アミューズメントカジノ)にフランチャイズ本部はありますか?
はい、あります。ポーカーはスナックやキャバクラと異なり、大手資本を含む本格的なFC・チェーンが機能している数少ないナイト業態です。サミー系のm2R(5年30店舗を目標)や、令和の虎で話題のMUSASHI POKER ROOMなどが面展開を掲げています。ただし加盟金・ロイヤリティを公開している本部は少なく、個別相談のケースが多いため、総額と契約内容を書面で確認してください。
Q. 日本でポーカー店を開業するのは違法ではないですか?
現金を直接賭けるポーカーは、IR施設を除いて違法です。しかし、金銭を賭けさせず、チップを現金や物品に交換しない「アミューズメント(遊技)」として運営すれば、合法的に開業できます。収益は参加費・時間課金・飲食で得ます。この線引きを越えると賭博罪・賭博場開帳図利罪の対象になります。
Q. ポーカー店の開業に許可は必要ですか?
トランプ台などの遊技設備を設置して営業するため、原則として風営法5号(風俗営業)の許可が必要です。ポーカーがメインの店では「床面積10%以下なら不要」という例外はほぼ使えません。5号許可を取ると深夜0時(地域により1時)以降は営業できず、立地(用途地域・保全対象施設からの距離)の制約も受けます。風営法に精通した専門家への相談が事実上必須です。
Q. チップを景品や現金に交換してもいいですか?
いいえ。獲得したチップやポイントを、現金はもちろん、商品券・タバコ・飲食代の割引・粗品などに交換することは一切できません。チップの店外持ち出しや店側での預かりも原則禁止です。風営法5号には「遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない」という規定があり、換金・景品交換はこれに抵触します。ここを守れるかどうかが合法運営の分かれ目です。
Q. ポーカー店の開業資金はいくら必要ですか?
支援会社の公表値では、物件取得・内装・ポーカー卓・厨房・採用・広告・運転資金を合わせて合計570万〜1,280万円程度が目安です。居抜き物件を活用すれば内装・設備費を大きく圧縮できます。年商は1,000万〜3,000万円、オーナー年収は500万〜800万円程度(高収益で1,000万円以上)が一つの目安です。
Q. FC加盟と居抜き・M&A取得、どちらが得ですか?
重視する資源で変わります。全国ブランドの集客力を武器に都心の激戦区で戦うならFCが効きます。初期費用と立ち上げスピード、そして「常連が付いた状態でのスタート」を重視するなら、居抜き・M&A取得が有利です。前店もポーカー店だった物件は5号の構造要件を満たしている蓋然性が高く、内装費を圧縮しつつ早く開業できます。ただし許可は新オーナーが取り直すのが原則です。
ポーカーの「フランチャイズ」は、スナックやキャバクラと違い、ブランド集客という点で本当に機能する数少ないナイト業態です。しかしFCに加盟しようが独立しようが、事業の生死を分けるのは加盟金ではありません。
本当にポーカー店開業の成否を分けるのは、「換金しない」という賭博罪の線引き、風営法5号の許可と深夜規制・立地の設計、そして「売れる店か」の出口設計です。
FCの全国ブランド、独立の自由、居抜き・M&Aのスピードとコスト──どれを選ぶにせよ、「自分が合法的にやりたい営業が実現できる物件・店か」と「将来売却できる店か」の2つを軸に判断してください。
nightmaは、ナイト業態を中心としたM&A・居抜き・造作譲渡の3本柱で、開業前の物件選定から風営法を踏まえた出口戦略まで対応しています。ポーカー店の開業・居抜き物件・売却・M&Aのご相談は、無料でお受けします。
デリヘルの開業ルートとしては、デリヘルはフランチャイズで開業できる?加盟金・名義貸しリスク・届出実務を現場目線で解説もあわせてご覧ください。実在するFC本部の公開条件、「届出は誰の名義で出すのか」という名義貸しの壁、そしてFCより堅い既存店の事業承継までを解説しています。
バーをフランチャイズで開業する選択肢については、バーはフランチャイズで開業できる?加盟金5万〜110万の実額比較と、本部が居抜きを勧める理由もあわせてご覧ください。実在本部の公式値を実額で比較し、加盟金の差が「本部が何を売っているか」の違いである理由を解説しています。
ほかの業態とも比べて決めたい方は、ナイトビジネスの開業はどの業態を選ぶか|9業態のフランチャイズと居抜き独立を実額で比較もあわせてご覧ください。9業態の法規制の型・加盟金(0円〜550万円)・開業費用を1枚に整理し、フランチャイズでは越えられない4つの壁まで解説しています。
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