東京都・多摩地区 2室のリラクゼーションルームを約100万円で引き継ぎ

利用権+造作/リラクゼーションルーム

エリア
東京都・多摩地区
広さ
2室
譲渡価額
約100万円
相談から成約まで
5日

東京・多摩地区の分譲マンション2室です。賃貸借の名義はそのままにして、部屋を使う権利と中の備品だけを引き継ぎました。ご相談から成約まで5日、当社の最短です。小さく早い取引がどう動くかの例として書いています。

この案件のポイント
  1. 名義を変えずに使う権利を引き継ぐ形。相談から5日で成約
  2. 元の契約の残り13.7か月で回収できるかが判断のすべて
  3. 備品は代金に含め、引渡し後の負担をはっきり分けた

譲渡代金の内訳

項目金額備考
利用権および造作・備品約100万円2室分・税込
備品の別途課金なし譲渡代金に含む
引渡し後の消耗・故障引き継ぐ側の負担

マット・鏡・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫・電子レンジ・ケトル・椅子・小テーブル・照明・タオル棚などの備品は、この金額に含めて別途の課金はしない形にしました。
金額は当事者が特定されないよう丸めた概数です。合計は千万円単位、内訳は百万円単位で四捨五入しているため、内訳の和と合計は一致しません。

相談から引渡しまで 5日

  • 2026年9月10日
    現地打合せ・内見
    貸している側・引き継ぐ側・当社の3者で現地へ。その場で進める方向で合意
  • 9月14日
    条件を確定
    譲渡価額と引渡し日が決まった
  • 9月15日
    成約
    ご相談から5日
  • 9月16日
    引渡し

この案件でやったこと

見出しの横のしるしは、買い手/売り手のどちらに関わる話かを示しています。

01

回収できるかを先に計算した

買い手

初期費用は譲渡代金と初月の利用料で約150万円、月々の固定費が約39万円。元の賃貸借の残りは約13.7か月でした。この期間で回収できるかどうかが、引き継ぐ側の判断のほぼすべてになります。だから「普通借家か定期借家か」を最優先で確認しました。定期借家なら13.7か月で確実に終わるため、計画が変わります。

02

備品は代金に含め、その後の負担を分けた

双方

洗濯機・乾燥機・冷蔵庫・電子レンジなどの備品は譲渡代金に含め、別途の課金はしない形にしました。一方で、引き渡した後の消耗や故障は引き継ぐ側の負担と決めています。壊れているものがあれば、現状を確認したうえで代金から差し引く取り決めにしました。

03

名義を変えない形にした

双方

賃貸借の名義を書き換えようとすると、貸主の承諾が要り、審査があり、場合によっては契約を結び直すことになります。この案件では名義人はそのままにして、引き継ぐ側が部屋を使う権利を得る形にしました。手続きが軽く、日数が短くて済みます。

04

回収できる期間を超える設計にしなかった

買い手

元の賃貸借の残りが約13.7か月でした。引き継ぐ側から見れば、初期に払った分をこの期間内に回収できなければ割に合いません。費用を何か月で按分するかという基準を、残存期間を超えない範囲に収めています。

05

使い方の制限を契約書に残した

売り手

この形は、名義人が元の契約を飛ばされると全部が崩れます。そこで、元の契約や管理規約に触れる使い方を契約書で明確に禁じ、違反した場合の扱いまで書き込みました。引き継ぐ側を縛るためではなく、両方が同時に失わないための条項です。

つまずいたところ

元の契約書がなかなか出てこなかった

普通借家か定期借家かで、引き継ぐ側の回収できる期間が変わります。定期借家なら残り13.7か月で確実に終わるので、初期費用を回収しきれない可能性があります。この1点が決まらないと数字が組めないため、元の賃貸借契約書を全ページいただくことを最優先にしました。

使う目的が契約の禁止事項に当たらないか

引き継ぐ側の用途が、元の契約や管理規約で禁じられている範囲に入らないかを先に確認しました。ここが抜けると、契約した後で全部やり直しになります。

この事例から分かること

売り手の方へ
  • 名義を変えずに使う権利だけを渡す形なら、貸主の承諾や再審査が要らず、日数が短く済む。
  • ただし引き継いだ側の使い方で元の契約を解除されると、名義人である自分が全部を失う。使い方の制限は契約書にはっきり書いておく。
買い手の方へ
  • 初期費用と月々の固定費を、元の契約の残存期間で割って考える。この案件なら約150万円と月約39万円を13.7か月でどう回収するか。この計算をしてから金額を判断する。
  • 元の賃貸借が普通借家か定期借家かを必ず確認する。定期借家なら残存期間で確実に終わるので、初期費用を回収できる期間が決まってしまう。
  • 初期費用を何か月で回収する計画かを、残存期間と並べて確認する。残存期間を超える計画なら成立しない。
  • 自分の使い方が、元の契約や建物の管理規約で禁じられていないかを先に確認する。契約してからでは戻せない。

約100万円という規模でも、確認すべきことの数は大きな案件と変わりません。ただ、名義を動かさない形を選べたので5日で終わりました。

この案件は、売却を進めていることがスタッフ・お客様・取引先に知られないまま引渡しまで完了しています。
この事例は、当社が実際に仲介し、手数料をいただいた取引です。当事者が特定されないよう、社名・お名前・店舗名・建物名・番地は掲載しておらず、広さと金額は丸めた数値にしています。記載している経緯・日付・確認した項目は、当社の案件記録に残っている事実です。

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